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平成25年に改定されるノンフリート等級別料率制度について 整備業界関連HPの整備工場さま向けまとめ
ノンフリート等級別料率制度6-1
平成25年に大きく改定されたノンフリート等級別料率制度について整備工場さま向けに調べてみました

ノンフリート等級別料率制度とは
自動車保険は事故率の低い対象を優遇できる等級別料率制度を採用しています。
これは等級に応じて保険料の増減が決まるものです。
契約者が1年間無事故で継続すると等級が一つ上がり割引率が上がります。
逆に事故を起こし保険金の支払を受けた場合は、翌年の等級が3等級下がります。
また、車両盗難や飛び石・落石などの一定の事故形態の場合は等級がすえおかれます。
(以下「すえおき事故」といいます。)
※以上の内容は、改定前の制度内容となります。
これは等級に応じて保険料の増減が決まるものです。
契約者が1年間無事故で継続すると等級が一つ上がり割引率が上がります。
逆に事故を起こし保険金の支払を受けた場合は、翌年の等級が3等級下がります。
また、車両盗難や飛び石・落石などの一定の事故形態の場合は等級がすえおかれます。
(以下「すえおき事故」といいます。)
※以上の内容は、改定前の制度内容となります。
現行制度の問題点
現行の制度の問題点として次の2点が挙げられています。
割引率を違うものとしないと不公平になるということが問題点とされてきました。
- 問題点1
-
同じ等級であっても前年契約で「事故がなかった契約者」よりも
「事故があった契約者」の方がリスク実態が高い。よって同じ割引率は不公平。
- 問題点2
-
同じ等級であっても前年契約で「事故がなかった契約者」よりも
「すえおき事故があった契約者」の方がリスク実態が高い。よって同じ割引率は不公平。
割引率を違うものとしないと不公平になるということが問題点とされてきました。
平成25年の改定で変わる所
上記の問題点を踏まえ、今回の改定では以下のように見直しがされました。
- 1.等級係数の見直し
-
等級係数が「無事故係数」と「事故有系数」に細分化されます。
これに伴い、すべての等級について等級係数(割増引率)が見直されます。
- 2.すえおき事故の廃止
-
現行のすえおき事故に該当する事故があった場合、1等級ダウンとします。
- 3.事故有系数を適用する期間について
-
事故有系数を適用する期間は、3等級ダウン事故1件につき3年間、
1等級ダウン事故1件につき1年間とします。
新制度導入の時期
参考純率における新制度の導入日は平成24年4月1日になりますが、周知期間を導入日から1年設けます。
そのため、平成24年4月1日から1年間は現行ルールに基づいて決定した等級、係数により契約となり、 平成25年4月1日から新ルールに基づいた等級、係数による契約が開始されます。
(具体的な開始日などは保険会社によって異なります。)
そのようなことが起こらないように、2年間の経過措置を設け、 無事故系数を段階的に見直していくことになっています。
そのため、平成24年4月1日から1年間は現行ルールに基づいて決定した等級、係数により契約となり、 平成25年4月1日から新ルールに基づいた等級、係数による契約が開始されます。
(具体的な開始日などは保険会社によって異なります。)
経過措置
場合によっては新制度導入後、新しい等級系数を適用後に事故がなく、 翌年一つ上の等級に進行したにもかかわらず等級係数が上昇することが考えられます。そのようなことが起こらないように、2年間の経過措置を設け、 無事故系数を段階的に見直していくことになっています。
改定による影響
今回の改定により、事故を起こした場合の保険料の割増感が高くなります。
このことから、ユーザーの自動車保険に対する考え方が変わってくる可能性が考えられます。
例えば、今までなら軽めの事故でも保険を利用していた場合も、翌年からの保険料の値上がりのこと考えると 保険を適用しない方がトータルで金額的に安くなることも考えられます。
整備工場側としてユーザーさんから相談を受けた際も、このことを考慮する必要が出てくるのではないかと思います。
実際に弊社のクライアントのある整備工場さまは、
「今までは10万円が保険を使うかどうかの基準になっていたが、
改定の影響でこの基準が20万円くらいになるのでは。」とお話されていました。
このことから、ユーザーの自動車保険に対する考え方が変わってくる可能性が考えられます。
例えば、今までなら軽めの事故でも保険を利用していた場合も、翌年からの保険料の値上がりのこと考えると 保険を適用しない方がトータルで金額的に安くなることも考えられます。
整備工場側としてユーザーさんから相談を受けた際も、このことを考慮する必要が出てくるのではないかと思います。
実際に弊社のクライアントのある整備工場さまは、
「今までは10万円が保険を使うかどうかの基準になっていたが、
改定の影響でこの基準が20万円くらいになるのでは。」とお話されていました。
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